今回は息抜きとして本の要約サイトflier使った感想を述べたいと思います。
flierはビジネス書や教養書の要約を読むことができるサブスクリプション方式のサービスです。
コースは3種類あり、無料コースと有料コース2種になります。
- 無料コース 無料で読める要約のみ閲覧可能
- シルバープラン 500円 一月に有料要約が5冊
- ゴールドプラン 2000円 無制限に読める
使おうと思ったきっかけ
単純にインプットの量を増やしたいと思い使ってみました。
自分は技術書に限らずビジネス書なども勉強のために読むことがあるんですが、なかなかインプット量を増やせずにいました。
- 良著として知られているような本しか読まない
- 技術書よりも優先順位が低い
- そもそもの読書量が少ない
知らない概念に出会えたらいいな~セレンディピティが得られると良いな~ぐらいの温度感です。
使ってみた感想
1か月ほどゴールドプランを利用してみましたが、1か月キリよく使って十分満足かなと感じました。
セレンディピティを得たいぐらいのモチベーションだとメリットがデメリットやコストを上回ることはないかな~という結論に至りました。
メリット
- 10-15分で読み終えられる
- 取り扱っている書籍数が多く範囲も広い
メリットとしては、喧伝されている通り10-15分ぐらいで1冊読み終えることができる点と、取り扱っている本の豊富さにあると感じました。
flierで読める本は約2000冊ほどだそうです。使ってみた印象としては、名著とされているものは大抵あるかなと感じました。思考の整理学やOKRの本やHARD THINGSなど、自分が好きな本(笑)はカバーしてくれていて安心しました。
一方で、自分があまり手に取らないような芸能人のエッセイや社会現象を使って説明しているような教養書なども充実していました。普段手に取らない本を、時間・金銭面でローコストで読めるというのは強みとしては十分じゃないでしょうか。
デメリット
- 要約者によって品質に差がある
- 本一冊につき要約者が一人
- プランの料金が高め
要約者によって品質の差があるように感じました。読みやすい人はすらすら読めますが、そうでない人の場合は読みづらく尚且つ頭に入りづらいとさえ感じました。
2点目ですが、本一冊につき要約者が一人なのは少し不満に感じました。読み手のバイアスを考慮すると、2人はいると嬉しいなと感じました。せっかく要約者のプロフィールも書かれているわけですから、要約者のバックボーンも加味しつつ要約文の取捨選択や比較ができると面白そうに感じます。
3点目の”プランの料金が高め”ですが、これは単にセレンディピティぐらいの目的を満たすにはちょっと高いなと感じました・・・。
とはいえ、読みたい本が明確なユーザにとっても2000円はちょっと高いんじゃないかなと感じます。速読派で尚且つ選り好みしない読書家に適したサービスかもしれません。
まとめ
- 本要約サービスflierを紹介
- 2000冊のビジネス書・教養書の要約を読むことができる
- 無料コースと有料コース2種の3つのプランがある
- 本は流行りから名著まで網羅されている印象
- 要約者によって品質に差があり
- 速読派で本を選り好みしない人に向いてそうという印象